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伝統と名門を兼ね備えたパブリックスクール。その中で才知抜きん出た生徒は、自分の仕事を補佐してくれる下級生を持つことができる。その制度を<ファグ>という。4年生のフィンは憧れの先輩・シーザーのファグを命じられる。喜んだのも束の間、「氷の貴公子」と異名をとるシーザーはそれを拒むのだった。フィンの真っ直ぐな想いは、シーザーの氷の心を溶かすことができるのか…!?
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