[ライトノベル]記憶屋 (全2冊)
作品概要
もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――?夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい"と願う人々に出逢うのだが……。「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――?そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――?衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。二度読み必至の青春ノスタルジックホラー!
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1,276 円税込