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ある日、病院を訪ねたら今日子の姿が消えていた。義父が次郎に内緒で今日子を信州の病院に転院させたのだ。屈辱と、口惜しさと、喜びと、安堵と、複雑な感情が胸をかけめぐる次郎。そして今日子のいない生活に漂う、心の芯から冷えていくような孤独。今、二人の愛は引き離された――。
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