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裏の稼業で稼ぐ篠夫。だが、腰元・可那枝を失った寂しさがつのり、大店の一人娘・お袖と所帯を持つ。江戸の春、王子飛鳥山の花見の宴で、篠夫は血のつながらぬ兄に出会って…。「夢の碑」大江戸ピカレスクロマン編。
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