週刊ダイヤモンド 18年11月3日号

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702 税込

発行形態 雑誌

最新刊発売日 2018年10月29日

カテゴリ 雑誌

作品概要

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グローバリゼーションの進展が格差を生み出し、ポピュリズムを醸成、
その流れがトランプ米大統領を生み出し、また英国のEU離脱につながりました。
そして、米中に代表される貿易戦争――。
そこには、単なる貿易赤字の削減ではなく、覇権国vs新興勢力といった構図が見て取れます。
これらの状況を理解するには、地政学や世界史を学ぶことが有意義です。
本特集では、混沌とした世界情勢を読み解くだけでなく、投資環境についても論述しています。


【特集】投資に役立つ! 地政学 世界史

「Prologue」地政学と歴史で理解を深める混迷の世界情勢
グローバリゼーションが生んだ 中間層の格差とポピュリズム
(Interview)イアン・ブレマー●ユーラシアグループ社長兼CEO

「Part 1」米中貿易戦争から読み解く トランプ大統領の頭の中
(地政学&世界史) 覇権国vs新興勢力の争い 米中間で“新冷戦”が勃発
好調ぶりが際立つ米国経済 景気拡大10年目迎え今後試される正念場
八方塞がりの中国経済 経済指標は振るわず景気対策も債務に懸念
上院・下院でねじれとなるか? 直前展望! 米中間選挙を読む

「Part 2」欧州・中東・新興国 高まる緊張、揺らぐ秩序
(欧州) ドイツの不安定化、極右政党の伸長 混迷が深まるばかりのEU
(地政学&世界史) 孤高好む英国 1割を超える移民比率 欧州混迷の要因をひもとく
(中東) カショギ氏殺害でサウジの威信低下不可避 イラン、ホルムズ海峡封鎖も
(地政学&世界史) 大国が中東の利害錯綜・対立の遠因に “三枚舌”の英国 迷走の米国
(新興国) 原油高騰、通貨防衛で利上げ不可避 物価と景気の板挟みに悩む 西濱 徹(にしはま・とおる)●第一生命経済研究所主席エコノミスト
(Column)ブラジルの次期大統領選 構造改革進める極右が優勢

「Part 3」株・ETF、為替、債券、金 混迷世界の投資術
世界情勢を捉えて投資に生かす 「守り」と「攻め」の運用法
(米国株) 米株高を牽引してきた大型ハイテク株 FAANG内で進む二極化
(日本株)電機・通信 明暗分かれる電機大手の株価 遠のくシャープの真の復活
(Column)米国から締め出された華為技術とZTEの受難
自動車 新協定TAG、USMCA締結も 関税交渉先送りで問題山積
中国関連銘柄 インフラ投資や設備投資減速が直撃 工作機械やロボット製造の行方
ディフェンシブ銘柄 新たながん治療薬が続々 製薬会社への期待が高い
(為替) ドル高収束が新興国通貨回復の要件 円高でようやく投資の好機に
田中泰輔●田中泰輔リサーチ代表
(外債) 金利上昇局面で求められる慎重さ ハイイールド債にご用心
(金) 米利上げは上値の抑制要因も 動き出した「有事の金」


【特集2】新電力サバイバル 規制撤廃前の大嵐

【News】

(特別インタビュー)
孫正義さん、あなたの力が必要だ
AIによる世界変革のビジョン
ジェレミー・アシン●データロボット共同創業者兼最高経営責任者(CEO)

(1)Close Up 白熱する節税保険バトルで金融庁が抱え込んだジレンマ
(2)Inside 買収反対派との第2ラウンド開始 武田、メガファーマ入りの試練

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