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食糧も何もかもが不足していた戦時中、中岡元(なかおか げん)少年は両親と4人のきょうだいたちと暮らしていた。平和を強く訴え、それを疎ましく思う町内会長たちに嫌がらせをされても「非国民」と呼ばれても決して屈しない父を元は尊敬していた。そんな元一家が暮らす広島に、1945年8月6日午前8時15分、原子爆弾が落とされた―。
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