[ライトノベル]運命はすべて、なるようになる(全2冊)
作品概要
巡る運命の輪を、少年は自ら回すことができるのか・・・・・・。
まっすぐに目を見て認めてほしい。ライバルとして、同志として――。
一九××年。檜垣瑛輝(ひがきえいき)はグランドスラムの帝王・ワーグナーと、メルセデス・ベンツ・カップ決勝のコートに立っていた。
瑛輝はワーグナーが自分を嫌っていることを知っていた。敬虔なカトリック教徒のワーグナーにとって、パトロンの存在を隠さない瑛輝は、汚れた存在だったからだ。
幼いころから快楽を教え込まれ、高級男娼として育った瑛輝には禁忌も後悔もなかった。ただひとつ願うのは――憧れてきたテニス界の王に、フェアに認めてもらうことだったが・・・・・・。
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?
1,886 円税込