[ライトノベル]貘 バク (全3冊)
作品概要
悪夢を殺す少年と、悪夢を生きる少女。
電子に代わり夢を媒体とする通信技術が発展した現代。
“共有された夢”の中の世界で、人々は睡眠時でさえ経済活動に明け暮れていた。
人工の夢に侵入し、精神を破壊する悪性因子、〈悪夢(ノイズ)〉……
それらを武力で制圧することを生業とする者たちがいた。
彼らは夢を喰らう幻獣になぞらえ、人々から〈貘(バク)〉と呼ばれていた。
高校生でありながら〈貘〉としての任務をこなす少年、瑠岬トウヤはある日、
車椅子に乗った“魔女”と出会う。
呀苑メイアと名乗ったその少女は、
何一つ自由にならないその身体をトウヤへ伸ばし、呪文のように囁きかけた――
「わたしは、この世の全てに裏切られたの」と。
そして悪夢を狩る少年と、儚き少女の願いが交錯するとき、
災害とまで呼ばしめる悪夢、〈獣の夢〉が目を覚ます。
その意志が世界を歪める、SF異能ダークバトル開幕!
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2,464 円税込