海を見た日
作品概要
それぞれの事情で、養母の家に預けられた3人の子どもたち。
みんながバラバラの方向を向いていて、ちゃんと向き合わずに過ごしてきた。
そこへ新しくアスペルガー症候群の男の子が仲間入りし、その子の母親に会いたいという願いをかなえるために4人は冒険に出かけることになる。
作者M・G・ヘネシーのデビュー作『変化球男子』に続く第二弾です。これからの時代、家族とはどう定義すればいいのか?
その問いに対するストレートな回答がこの物語です。どんな家族も、最初から家族なわけではありません。
本物の家族になるには、その成員がみな、自分以外のメンバーの心の痛みをわかって、助け合うことが必要なのです。
そういう家族が集うのが本物の家庭であり、子どもにとってはそここそが、安心できる自分の居場所となるでしょう。
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1,760 円税込