[第69回 課題図書]小学校高学年向けセット (全4冊)
作品概要
【セット内容】
・ふたりのえびす
青森県八戸市の郷土芸能「えんぶり」のえびす舞の踊り手に抜擢された太一。
クラスでは明るいおちゃらけキャラを演じているがその心は複雑。
「王子」と呼ばれ女子から人気の高い、大路優希とふたりでえびす舞の練習をするなかでたがいの気持ちをぶつけ合う。
キャラをあっさり捨てる優希、キャラにしがみつく太一……最後にふたりがつかんだものとは?
・5番レーン
常勝を誇る小6女子カン・ナルは、水泳部のエース。
でも、最近はライバルに負け続け、悩んでいた。
ライバルの不正を疑ったことから引き起こしてしまった事件をきっかけに、大きく成長する姿を描く、瑞々しくさわやかな青春ストーリー。
第21回文学トンネ児童文学賞大賞受賞。
・魔女だったかもしれないわたし
スコットランドの小さな村で、二人の姉と両親と共に暮らす自閉の少女・アディ。
昔、「人とちがう」というだけで魔女の烙印を押され命を奪われた人々がいることを知ったアディは、
その過ちの歴史を忘れぬよう村の委員会に慰霊碑を作ることを提案するのだが……。
「わたしも魔女にされていたかもしれない――」魔女として迫害されていた人たちのなかには、自分のような人が含まれていたのではないだろうか……?
先生や友だちからの偏見、自閉的な姉からの理解と、定型発達の姉との距離、人とのちがいを肯定的に捉える転校生との出会い……。
「魔女狩り」という史実に絡めて多様性の大切さを訴えつつ、ニューロダイバーシティの見地から自閉の少女の葛藤と成長を描いた感動作。
・大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語
中村哲先生は医者です。
アフガニスタンで内戦や干ばつで苦しむ多くの人々を救うためには医療だけでは限界があることを痛感し、
水路を作り土地を潤し農作物を蘇らせた人物です。
凶弾に倒れてしまった今、益々先生の生き方が多くの人々に感動を与えています。
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