うと そうそう (1巻 全巻)
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作品概要
表現の未来を託し得る、尊敬すべき後輩。
森泉岳土の才能がこの世に在る事に、僕は目が眩む。
――大林宣彦
45歳になった男は思いたって会社を休み、ニューヨークを訪れた。
「俺はいまどこを走っているのだろう―」ひたすら走りつづけてきた人生に男は思いを馳せる。(「複数の足」)
カフェモカを飲み、急に女子高生のころの記憶がよみがえった女。
ある放課後、片思いしていた英語教師を町で見かけ、いたずら心から後をつけてみたのだが……。(「甘い憎悪」)
夢のなかの部屋には毛の生えた奇妙な置物があったんです――。
季節外れのリゾートホテルで出会った男は、昨晩見た夢を語りはじめる。(「うつしき夢を」)
小学生の照は塾の帰り、3 本見送って21時45分のバスに乗る。
22 時2分、幼なじみの楓が乗ってくる。楓を家まで送って帰宅した照は、ある理由から決まった時間に夜空を見上げる。(「少年短信」)
「うとそうそう」とは、月日の経つのが速いこと。気鋭の漫画家がスケッチする、15のショートストーリー。
あの日のわたしがいるから、いまのわたしがいる。解説・大林宣彦
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1,540 円税込