NHK G-Media 大相撲中継 令和5年 秋場所号 (サンデー毎日増刊)
作品概要
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秋場所号はスペシャルインタビューが充実。大関に昇進した豊昇龍、109年ぶりの新入幕優勝の期待を集めて優勝争いに加わった伯桜鵬、そして錦木です。また、震災後初となった福島県楢葉町や福島巡業の現地ルポもあり、読み応え十分の1冊です。
豊昇龍のインタビューは、「初優勝新大関」がテーマ。東京都台東区の立浪部屋で、NHK大相撲中継でおなじみの吉田賢アナウンサーがインタビューしました。夏場所から始めたメンタルトレーニングにより土俵に挑む気持ちが変わり、自分の相撲を取りたいと思うようになった、と語りました。また、目標である叔父さん(元横綱朝青龍)には「ちょっとずつ近づいている」と明かし、秋場所については「大関という名前で、しっかりとお客さんを盛り上げる相撲を取っていきたいです」と決意を語りました。
続く伯桜鵬のインタビューも吉田賢アナウンサーが担当。優勝よりも師匠の勝星12勝を目指したと話し、千秋楽は優勝よりも12勝がかかった一番で、負けて悔しかったと打ち明けました。活躍の一方、心配されるのが肩の状態。巡業を休み鳥取に帰りリハビリをしっかりと行い、本場所に出られる体をつくると述べました。秋場所については「やるべきことをしっかりやって、その日勝つことを目標にやり続ける」と宣言しました。
「32歳、稽古の虫」と呼ばれる錦木には、刈屋富士雄元NHKアナウンサーが従業先の立川で迫りました。好調の原因は重心の移動だと自己分析しています。「説明は難しいですが、足の体重の掛け方で、半円を描くように足をつけると、かかとに体重が掛かって自然に前傾姿勢になる」と話し、相手に大きな力が伝わるようになったと語りました。相撲のことばかりでなく、大好きな芋焼酎や家族のことも楽しく話してくれました。
夏巡業も立川、楢葉(福島県双葉郡)、福島とルポ。豊富なカラー写真で、巡業の盛り上がりを伝えています。
秋場所展望では、新大関豊昇龍が横綱の地位を目指す戦いが始まると分析。また、若元春、大栄翔は名古屋場所14日目で変化を見せ、八角理事長が激怒したという。汚名を返上し大関とりを目指せと激励。三賞トリオの伯桜鵬、豪ノ山、湘南乃海の土俵に注目が集まるとしています。
※電子版では、付録は掲載されておりません。
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