[ライトノベル]猫沢文具店の借りぐらし (全1冊)
作品概要
きっとみんな、何かを抱えて生きている。
あたたかい日常の物語
元編集者の猫沢二胡(ねこさわ にこ)は最愛の夫を喪い、仕事をなくし、
閑古鳥の鳴く実家の文具店で店番をしつつ一人暮らしをしている。
そんな折、突然甥っ子である大学生の明澄(あすみ)が訪ねてきた。
シングルマザーの母の結婚をきっかけに家を出ると言う。
二胡はとっさに同居を提案し、不思議なふたり暮らしが始まった。
静かな日々に明澄が加わり、文具店のわけありなお客様たちとの交流もあり、なぜか猫もやってくる。
空虚だった二胡の日常はいつしか賑やかになり、ある目標もできて――
借りぐらしから居場所が見つかる、あたたかい日常の物語。
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704 円税込