NHK G-Media 大相撲中継 令和6年 九州場所号 (サンデー毎日増刊)
作品概要
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九州場所号のテーマは「交代」。表紙では新大関の大の里と引退する貴景勝を描いています。冒頭のこの1枚は二所ノ関親方と大の里です。晴れの伝達式を終えた師弟の絆を物語る必見の1枚といえましょう。
続いては、大の里の秋場所の戦いを振り返る全15番のよりすぐり写真。さらに、大関昇進のインタビューは、学生時代から取材していたNHKの吉田賢アナウンサーが聞き手です。場所前の師匠との三番稽古で、立ち会いと手の使い方を学んだと話してくれました。今後は「唯一無二。努力が必要で近道はない」と心中を明かし、九州場所ではしっかり稽古を積んで頑張ると力強く決意を込めました。
もう一人の主役、貴景勝は6ページにわたる特集になります。14日目に行われた引退会見でのやりとりを掲載。「横綱を目指す体力と気力がなくなった」と話す一方、「素晴らしい土俵人生を歩ませていただき、燃え尽きたので悔いは全くない。根性と気合いを持った力士を育てたい」と今後の抱負も語っています。さらに、恩師の埼玉栄高校の山田道紀監督のインタビューや、幼少記、全国中学相撲選手権での優勝、新弟子検査、大関昇進伝達式など貴重な写真を集めた「貴景勝思い出の写真集」は貴景勝ファン必見です。
本誌の「相撲川柳」でおなじみの木村容堂さんは、39代木村庄之助に昇進が決まりました。2ページのインタビューでは「伝統文化を守るため引退するまで修行です」と決意を語ってくれました。一方、65歳の停年を迎えた38代木村庄之助も2ページでインタビュー。初土俵から50年近い行司人生について「力士の成長と努力を見て、負けないよう責任感との戦いだった」と振り返っています。
ほかには、九州場所展望、秋場所レビューと充実。好評連載中の「よりぬきフォト」は「よみがえる昭和56年」がテーマ。ウルフフィーバーを巻き起こした58代横綱の千代の富士をクローズアップし、北の湖を破り初優勝を決めた初場所の優勝決定戦、九重親方とともに宿舎で横綱推挙の知らせを待つ表情、仙台巡業で江戸時代の横綱谷風の銅像前での横綱土俵入りなどの写真を集めたほか、貴ノ花、輪島の断髪式のカットも掲載しています。
※電子版では、付録は掲載されておりません。
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